To be Happier もっと幸せになるために

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とてもセンシティブな人

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アメリカのある心理学に関する有名なウェブサイトによると、約20%の人がとてもセンシティブな性格であるという。そして面白いことに、それは成長するうえで出来上がった性格ではなく、もって生まれたものだからしょうがない。

日本でこのタイプの人を表す特別な名前があるのかわからないので、こちらで使われている名前で話していきたいと思う。

その名も、Highly Sensitive Persons (HSPs)。そのままでしょ。

そもそもこのタイプと出会ったきっかけは、私の一番身近にいる人がそうだからである。

「なんでこの人はこんなに神経質なのか」
「どうしてすぐお腹が痛くなったり、頭痛がしたり、体中が痛くなるのか」
「どうして、ストレスを解消できないのか」
「どうしてストレスを解消しようとしないのか」
「そもそもどうしてこんなにネガティブなのか」
「どうしてこんなにこの人は難しいのか」

私も他人より比較的センシティブな人間だと思う。でもこの人は度を越えている。そして何より本人はあまり自覚していない。もちろん、それで生きてきたのだから当たり前だ。

先ほども述べたが、生まれつきなのだ。だから直そうとしたら、こちらのストレスがたまる。もし、そういう人が近くにいたら、まずそういう人なんだと受け入れるしかない。そして、なるべく放っておく。

もちろんそれが、恋人だとか家族とかだったら放っておくなんてできないと思うかもしれないが、だからこそ放っておくことを私は勧める。ちなみに、関わらないというのではない期待しすぎない、違うことを受け入れる。

 

記事によると、HSPsは人よりも優れた感覚をもっている。それは良いことなのだが、色んなものに神経質になってしまうという傾向がある。だから、私の身近な人のケースのように、胃腸が弱かったり、アレルギーもちだったり、頭痛もちだったり、慢性的に疲れていたりする。

感覚としては、人よりも大きなアンテナを持っていると思ったらいいと思う。拾わなくていい情報も拾ってしまう。そしてその情報の多さのために、常に何かを考えていて脳が休めない状態になっている。そしてどちらかというと、ウツになりやすい。

物知りで、仕事も丁寧だが、処理能力はそんなに早くはない。コンピューターでいうなら、常にオーバーヒートしている状態にある。

もちろんこのタイプの人の長所もある。記事によるととても創造力(Creativity)に長けている可能性があるという。なぜなら、普通の人が感じにくい音や、匂い、触感にも敏感だかららしい。そのため、芸術の分野において可能性を持っている。

どうしたらいいか

さて、一番重要なのはそういう人がそばにいたらどう接したらいいのか。まず、注意をしたり、怒ったりするのは逆効果である。刺激に対してとても敏感なのだ。もちろん普通の人も、怒られたり、何か指摘されたりすれば、落ち込んだり、辛い気持ちになったりする。でも、このHSPsに至っては、性格やその後の行動に大きく左右するほどのインパクトを与えることになる。

その反面、ポジティブな刺激は普通の人よりも良い効果を与える。そして、ネガティブな刺激は普通の人より大きなダメージとなる。

 

もしあなた自信がHSPだと思うなら、

1)全ての情報/刺激から完全に離れる時間を作る

先ほども話したが、脳がオーバーワークしている状態になりやすい。一日数回(短い時間でいい)何も考えないで瞑想(Meditation)する時間をもつといい。

2)自分に問いかける。

HSPsは刺激に対して、ネガティブに反応しやすい。そのため、何かあると自分のせいではないかと落ち込んでしまう。それを予防する方法として、「この場合どうしたらもっとうまくいったのか」や「この出来事を違った視点でみるとどうなのか」と考える癖をつけると、ネガティブにとらえる前に情報を処理できるようになる。

3)環境を変える

もし、ネガティブなことを感じやすい環境(友達や家族も)にいるのであれば、そこから距離を置く。

4)ネガティブな情報に対し、武装する。

ネガティブなことを受け入れないと自分に言い聞かせる。自分の周りには見えないバリアがあって、ネガティブなことを受け入れないよう守られているとイメージをする。

 

もし、あなたの周りにHSPがいたら

1)回りくどい言い方をしない。

ちょっとひねった言い方をすると、貴方の意図に反して、HSPsはネガティブにとらえてしまうかもしれない。安心させる言い方で、アドバイスなどをするといい。

2)違った見方をする。

もしHSPsが何か強い表現で物事を言ってきても、オーバーリアクションをしない。とりあえず受け入れる。

3)時間や空間を与える。

オーバーワークしている状態に対し、クールダウンする時間を与えてあげる。

 

たぶんこれを読んで、多くの人がHSPsと付き合うのは「面倒」だと思ったかもしれない。でも、記事によると5人に1人はこのタイプに属する。そのため、このタイプの人と付き合わなくてはいけない場面が少なくても数回はあると思う。

個人的な見解だが、HSPsは悪い人たちではない。楽しいポジティブな環境にいれば、人よりもおもしろい/楽しい人になる。真面目だし、人を思いやる気持ちも強いと思う。

HSPに限らず、人はそれぞれ違う。みなが自分と同じ感覚/価値を持っているわけではない。ここで言いたかったのは、こういう人もいるんだということ。そしてもし近くにHSPかなと思う人がいたら、ちょっとでも理解するきっかけになればいいと思う。

 

yk-coaching.com

 

Multi-passion やりたいことは、ひとつだけ?

youtu.be

私が尊敬する人のひとりがMarie Forleo。英語が苦じゃなかったら、彼女のビデオをおススメします。私はモヤモヤしたときとか、なんか気持ちが乗らない時に観ると、さっきまでの気分がどこにいったのか、やる気がでてくる!

そして、何より、自分がやっていることが間違ってないって確認できる。これでいいんだって。

そう、今回は、Multi Passionについて

複数の興味?

女性は男性に比べると、色々な顔を持って、そして使い分けて生きていると思う。そして同時に色んなことに興味をもっているんではないだろうか?

私も、environmentalistだから省エネとか環境にやさしい洗剤だとか、ごみを減らすとか、コンポストをするとかそういったものに関心がある。そして、動物が大好きだから、野生動物の保護とかペットの健康とか動物全体のwell-beingにも関心がある。それから、人の行動とか心理とかにも興味があるから、神経、心理学とか脳の働きとかにも興味がある。それから、自己啓発ものとか、量子物理学とか、投資とか…とにかくたくさん興味がある。

 

人によっては、いろんなものに手をだすことが、”物事が深く身につかない”とか、”プロフェッショナルじゃない”と言う人もいるけど、私はそうは思わない。

実際に、色んなことを仕事にしてきたけど、どれも人より比較的長けていたと思う。人より勉強もしたし、よく働いたっていうのもある。だから、経験年数が多いから、それをずーっとやっているからといって優れているとは限らない。そう、レオナルド・ダ・ヴィンチがいるじゃない。

音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学など様々な分野に顕著な業績と手稿を残し、「万能人 (uomo universale)」 という異名などで親しまれている。from wikipedia日本語版

やりたいことがあるなら、全部やったらいい

Marie Forleoも言っていたけど、10年後、やらなかったことに後悔するよりは、やってみたほうがいい。やってみて、自分に合っているか合っていないかは、やった人しかわからない。頭で考えただけでは、実際のところはわからない。

私もそうだからというわけじゃないけど、別にひとつでなくてもいい。そして、何がやりたいのかわからないのなら、とりあえず色々やってみたらいい。

ちょっと冒険をしてみてもいいと思う。

Yuki

ライフコーチとの出会い

私が初めてライフコーチと会ったのは、心理カウンセラーを4人試してからのことだ。離婚を迫られ、離婚の理由もわからず、そして何よりこれからどうすればいいのか、どう生活をしていけばいいのか、そして離婚したくないのにしなくてはいけない現実をどう受け止めて、どう対処したらいいのかわからなかった。


カウンセラーは正直、私が求めているものを与えてくれるものではなかった。

カウンセラーを試したことがある人ならなんとなくわかると思う。
カウンセラーは過去を聞く。患者が抱える問題の根っこがどこなのか、そしてその問題がきかっけで生じる行動(アルコール中毒や自虐的行為)を治すのが仕事だ。
案の定、私のカウンセラーも家族構成、両親の仲は良好か(離婚していないか)、どんな子供だったのか、などなど、現在よりも過去について質問をした。

 

個人的に賛同しないのは、寝れない食べれない事を話すと、「鬱の症状がでてますね。抗うつ剤を処方しましょう。」というのだ。
実際、私も勧められた。でも断った。そしてもう2度とこの人には会わないと心にきめて帰った。

 

私は抗うつ剤が悪いとは言わない。必要な人もいる。でも、なんでもかんでも“患者”にするのはどうかと思う。むしろ、人生でうまくいかない時期、どうしようもなく辛い時期というのは誰にでもある。それによって、寝れなくなったり、食べれなくなったり、仕事に集中できないというのはむしろ自然な反応だと思う。そして、それが「何か変えなくちゃ」というサインなんだと思う。

 

「普通の人生」を送っている人はいない。


両親が離婚していることの何が問題なのか?
少し他人と違うことの何が問題なのか?
生きてきて、何にもない人なんているのだろうか?
みんなと違うことがわるいことなんだろうか?
ケースバイケースだと思うが、自分がどうすることもできなかった過去をわざわざ持ってきて、見つめ直す必要は必ずしもないと個人的に思う。

カウンセラーが私に合わなかった理由。それは、私は目の前にある現実にどう対処していいのか、どう乗り越えるのかが知りたい。過去を掘り返している時間もお金もない、というのが大きかったと思う。

 

ある本をきっかけに、たどり着いたのが離婚専門のコーチ(divorce coach)だった。ライフコーチにも色々ある。彼女は離婚専門だった。

彼女とは電話だけのセッションで、会ったことはない。でも、私の人生の転換期をうまくエスコートする役割を果たしてくれた。
彼女はなにひとつ過去のことは聞かなかった。家族構成、職業は何か、生活習慣はどうか。彼女が唯一聞いてきたのは、私がどうしたいのか。

 

“What can I do for you today?”(どうしましたか?)

私:“I want to get my husband back. He gave me a pile of divorce document, but I don’t want it. I even don’t know why he did it to me. I want to get him back.”
(夫との関係を取り戻したい。離婚に関する書類を渡されました。もちろん離婚なんてしたくありません。どうして離婚しなくちゃいけないのかもわかりません。とにかくもとの関係に戻りたい)

“You cannot change other people. I cannot help for that. What can I do for you?”
(他人を変えることはできません。だから、私はそれについて何もできません。さて、どうしましょうか?)

 

言葉がでなかった。「またか」と思った。また何も得るものがなく、お金の無駄だ、そう思った。

少し、沈黙が続いて、彼女はこう聞いてきた。
“What do you want? Do you want to be happy or do you want to stay at where you are now?” (あなたは何を求めているのですか?幸せ?それとも今ある現状にとどまること?)

もちろん私は「幸せになりたい」と答えた。
彼女は、”Ok. I can help for that.” (それなら力になれます)

 

そこから私達は何ができるのか、何をしたらいいのかを話し合い、私はそれを行い定期的に報告した。

4回めのセッションの後、彼女は「必要だったらまた予約して」と言った。今回は、「じゃぁまた来週」とか、「今度の時にどうだったか教えて」とは言わなかった。
それが彼女との最後のセッションだった。

 

自分のなかで何かが変わったことに気付き、「自分で歩けるかも」と思えた。
今になって思う。離婚専門のコーチングはそこで終わったんだと。私が次に進まなくてはいけなかったのは、これからの人生をどう自分で作っていくか。

 

それから、すぐに立ち直ったわけじゃない。自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、どうしたらいいのか、数年要した。
でも、私が向いている方向は未来だった。彼女に会う前の、過去ばかりを追いかけ、失ったものに毎日泣いて、悔やんで、恨んで、進めなかった私とは違う。

 

彼女は、何ひとつアドバイスをすることはなかった。常に、私が自分で考え、自分で行動できるように誘導してくれた。

彼女とのセッション後、数年が経った今、随分遠くまで来れるようになった自分にビックリする。自分がコーチになるなんて考えもしなかった。自分でビジネスを、それも日本ではなくアメリカでするなんて思いもしなかった。

 

「人生の壁」は未だにある。気がめいることも、苦しい時もある。でもそれは私だけじゃなく、全ての人が抱えるもの。コーチに会って、そしてコーチになって、一番の収穫はその壁に対しじっと我慢していつか消えるか慣れるかする日を待つのではなく、きちんと向き合って解消できるようになったことだ。

 

人生は短い。

 

この言葉が身にしみて感じられるようになるまでには、ちょっと年齢を重ねる必要がある。でも、感じられるようになったとき、5年先、10年先の自分が今と同じところにいるのか、それとも今より幸せに感じられるところにいるのか考えてみると怖くなる。焦ったりもする。
やらなくてはいけないことはたくさんある。だから、人生の困難とか障がいというものの前でじーっと時間を無駄にしている余裕はない。本当に大切なものに時間を使いたい。

コーチというものを知って、良かったと思う。

Yuki

24時間ルール うまく感情をコントロールする方法

たまにふとした時に、ちょっとしたことがイライラを招くことがあったりする。

例えば、ソーシャルメディアで冗談だったにしても、あまり嬉しくないことを書かれたり、同僚や友人からのアドバイスが逆効果なものだったり。

自分でもわかっている。大したことじゃないって。いちいち気にするようなことではないと。

でも、「どうしてそんなことをするのか」とか「どうして、そんな言い方しかできないのか」とかと、感情が止まらない時がある。

 

そんなときに私が個人的にやっていることがある。

24時間ルール

やり方は2通り。その時の感情の大きさで変えている。

まずは、そんなにひどくない時。
その時は、「OK、24時間後に考えよう」と自分に断言する。今、頭の中に出てきたちょっとしたイライラを無視するんじゃなくて、24時間後に考えることにする。

ふたつめは、とりあえず感情を書く。紙に書いてもいいし、Wordかなにかでタイプしてもいい。感情だけを書く。解決策は考えなくていい。そして、保存する。そして、同じように「OK、24時間後に考える」と自分に言う。

 

24時間後、どうでもよくなっていたら、別に振り返らなくてもいい。でも、時間があったら、保存しておいた感情を読み返してみる。ほとんどの場合は、そんなに大したことじゃないとわかって捨てることができる。

もし、まだ気になるようなだったら、「もう24時間だけ、保存」し、24時間後にまた確認することを自分自身に断言する。

24時間後(合計48時間後)、見返したときにまだ心に引っかかるものだったら、それは、どうでもいいことではない。

おそらく、同じようなことが何度も起きていることか、その事で何か別の思い出される感情があるはず。そして、それはちゃんと解決してあげないといけない。f:id:tobehappier:20160713140653j:plain

24時間ルールは

1)衝動的な行動を予防する。その一時的かもしれない感情で、やりかえしてしまったり、何か大切な判断を下してしまうことを抑える。

2)無駄な時間やエネルギーの消耗を防ぐ。我慢するのとは違う。とりあえず、その感情に1日時間を与える。イライラしつづけても、何も解決につながるわけじゃないってことってあるでしょ?怒りが大きくなると、どんどん大切なところが見えなくなっていく。だから、どうせ考えるなら、そのイライラのレベルが一番低いときに、考えたほうが良い解決策が浮かぶ。

最初は中々簡単にはいかないと思う。でもやり続けると、簡単にできるようになる。

Yuki

 

なりたい自分と欲しい未来を得る方法:ステップ1

ちょっと固い話から今回は始めます。

ここアメリカでは「70~80%の人が何かしら生活に不満をもって暮らしている」とよく聞く。日本ではどうなのかわからないけど、2014年のアメリカのシンクタンクの「幸せ度」調査でアメリカよりずっと低かった日本の結果からみると、おそらく日本の大多数の人も何かしら不満を抱えて生活しているんだと思う。

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当たり前?たぶん大多数の人はそう思うよね。

私の生活も100%パーフェクトとは言わない。山あり谷あり、望んだとおりに進まないことも多々。だけど、それを不幸せだと思わなくなった。

小さいとき、補助なしの自転車に乗れるようになるまでに何度も倒れた記憶は誰でもあると思う。倒れるたびに自分は不幸だと思っただろうか?もちろん子供だから大人ほど物事を複雑に考えなかっただけかもしれない。はっきりとは思い出せないにしろ、不幸だとは思わなかったはず。すぐにできなくて、擦り傷を負って、痛くて、泣いた思いはあるかもしれない。もうやだ!ってその日は投げ出したかもしれない。でも、どういうわけだか、続けたよね?だから、今補助なしで自転車に乗れるんだよね。

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うまくいかないことは必ずしも不幸にはつがらない。

不幸につながるのは、自分がなりたいと思うゴールと違うところに向かって努力しているから、それがうまくいかない現実を不幸に思う。そして、うまくいっても、自分の本当に進みたい方向と違っていたら結局幸せに感じない。

 

ステップ1

なにが本当に大事で、なにが欲しいかがわかると、今現在やっていることが不幸につながるかがわかる。

 

どういうことかというと、多くの人はそれなりに「こうでありたい」っていう願望がある。でも、ほとんどの人はそこには向かわない。それは、「私はもう若くないし」とか、「そんなことできっこない」とか、「怖くてできない」とか、「自分なんかじゃとてもそれをできる立場にない」とか、「お金がないから」とかたくさんのできない理由をまず考えるから、前には進まない。

「そうは言っても…」全くもってその通り。たぶんちょっと時間と努力とお金も使わなくてはいけない。でも、確率は0%ではない

うまくはすぐにいかない。でもそれは5歳かそこらの子供が自転車を乗れるようになるまでと何も変わらない。

そして、なにより、そのなりたい自分と欲しい未来が本当に本当に欲しいのなら、ケガをしたって、何度転んだって、泣いたって、なぜか続けられる。

問題は、本当に何が何でも欲しいというものがないことなんだよね。本当はわかってる。でも、今まで受けてきた教育だとか、社会の目とか、親の期待とか、そんなものがたくさん覆いかぶさっていて、なんだかぼやけているんだと思う。

たとえぼやけていても、私達の体はちょっとした感覚を持っている。「体が受け付けない」ということ。ストレスという形で体はちゃんと教えてくれる。でも、無視しちゃうんだよね。私もそうだった。

泣いても、眠れなくても、食べれなくても、おなかが痛くなっても、「仕事だからしょうがない」ってその体の警告を無視して毎日を送る。

だから、不幸せなんだって。

色んな「でも」があると思う。「でも」を繰り返すことが悪いこととは言わない。どれが正しくて間違いなのかってものもない。

ひとつだけどうにもできないことがある。それは時間。どう頑張っても時間はもとには戻せない。止めることもできない。

私の前の投稿:死ぬ前にする5つの後悔を読んでもらえると嬉しい。生活を全く変えることをおススメしているんじゃない。もちろん、それを望むならそれをすればいい。

ひとつでも、何かなりたい自分と欲しい未来に繋がることができたら幸せ度は上がるかもしれないと思う。

 Yuki

 

引き寄せの法則

テレビがあまり良い影響を及ぼさないと知ってからもうだいぶテレビを見なくなった。(もちろん全部が悪いわけじゃないけど)その代り、YouTubeを愛用している。何が違うのかって?一番の利点は余計な時間を費やさないということだと思う。それからテレビではあまり見つけられないチャンネルがあるということだと思う。
私の中では“self-development” “self-help”に関するものが流行っている。何かやる気を出させてくれるようなものを探している。人生のヒントみたいなもの、自分がもっと良い自分になれる情報を見つけては生活に取り入れるようにしている。

Ted / Tedex Talkは好きなチャンネルのひとつだ。基本、スピーカーが誰であるかはあまり気にならない。YouTubeが自動的におすすめの映像を紹介していくれるから、その日にあがってきたものをとりあえず観てみる。

今回2,3つの映像を観た中でよかったと思うものを紹介したい。

“The person you really need to marry” by Tracy McMillan.

「本当に結婚しなくてはいけない相手」とでも訳したらいいんだろうか。ちなみにトレーシーは3回離婚していて、幼いときには24もの里親を転々としてきた女性だ。そしてこのトークの主旨は自分自身を愛し、生涯自分自身ときちんと向き合うことの大切さを話している。

ちなみにLaw of Attraction(日本語では引き寄せの法則)を知っているだろうか?神様は信じるけど、基本的に宗教だとか大宇宙だとかそういう話をするつもりはない。そういう話もあまり得意ではない。ただ、Quantum Physics(たぶん日本語だと量子物理学っていうんだと思う)は信じている。物理や化学の時間に習ったと思うけど、すべてのものは原子や分子でできている。そして私達も含めて、すべてのこと/ものはその小さな小さな物質のエネルギーから成り立っている。目には見えないエネルギーがあって、私達の感情もまた少し先の未来に影響するエネルギーであることも事実だと信じている。

話は戻って、彼女がいうにはこの世界(この宇宙)は寛大で私たちが望めば何度もチャンスを与えてくれる(彼女が何度も結婚できたのもそのおかげだという)たとえ、失敗してもまたチャンスを与えてくれる。
そして、この宇宙(universe)は私たちが欲しいと思ったものをいつでも与えてくれる(引き寄せの法則)。
でもその私達が望むそのものを与えてくれるとは限らない。私たちが望む方法でやってくるとも限らない。そのかわり宇宙は私達が欲しいと思ったものを手に入れるためのネットワーク(人材)や、環境、タイミングを与えてくれるという話だった。

 

その通りだと思った。

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引き寄せの法則を信じている人の多くは、強く願えば願いが叶うと思っている。でもそれだけではやってこない。
自分が欲しいと思うものはどこかしらか降ってくるものではない。
欲しいもの、手に入れたい未来は行動に移して作り上げなくてはいけない。その材料となるものは行動に移してさえいれば案外次々とでてくる。

たとえ失敗しても、それで終わりではない。
もしもう一度やり直してみる勇気と根性があれば次はうまくいく。実は失敗というものはない。失敗は経験で、練習みたいなものだ。

たとえ、その機会を見過ごしても、それで終わりではない。
強く思い、アンテナを張り続ければ必ずまたやってくる。これは"The Science of Getting Rich" by Wallace D. Wattlesでも言っていた。

つまりなりたいもの、欲しい未来があるなら、行動に移す。そんなことを教えてもらった気がする。

 Yuki

死ぬ前にする5つの後悔 "The Top Five Regrets Of The Dying"

 

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ちょっと暗いタイトルになってしまうけど、できれば早い段階で気づいておくべきなんだと思う。死ぬ前に多くの人が持つ5つの後悔
("The Top Five Regrets Of The Dying" by Bronnie Wore)

著者Bronnieはオーストラリアで看護婦として働いてきた女性。彼女は関わってきた患者さんたちから学んだことがある。それは、死ぬ間際に気付く5つの後悔:

 

"I wish I'd had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me."

誰かの期待に応える人生ではなく、本当の自分自身の人生を生きれる勇気があればよかった。

 

"I wish I didn't work so hard."

仕事ばかりしなければよかった。(もっと他に大切なことがあった。もっと楽しむべきだった。)

 

"I wish I'd had the courage to express my feelings."

自分の気持ちを正直に伝えられる勇気があればよかった。

 

"I wish I had stayed in touch with my friends."

友人をもっと大切にすればよかった。

 

"I wish that I had let myself happier."

幸せになることを選べばよかった。

 

多くの人が頭ではわかっている。でも ”こうするのが普通”、”そんなことを言っても生活がある”、”怖くてそんなチャレンジできない” というジレンマにかられ、結局今のままでいいという選択をする。

選択肢に当たりも間違いもない。選択はあくまで将来を作る素材でしかない。「こういう将来がほしい」は、その選択という素材を集めることから始まる。思っているだけではその素材は得られない。行動し、実際にそれを選ばなくてはいけない。

私が今聞いているオーディオプログラムで言っていたこと:

”子供のころ高い所に上って、そこからおもいっきりジャンプをする。ジャンプして無事に地面に下りたとき、イェーイ!と興奮と達成感で楽しくなる。その一方でそれを見ている親は「危ないからやめなさい!」と言う”

大人になるということは、守りに入ることなのかもしれない。危ないから、傷つくかもしれないからやらない。

子供は違う。快感、興奮、達成感が得られるかもしれないとやってみる。ケガをするかもしれない。でもその考えは事前にあまり持ち合わせていない。ケガをしたらその時に初めて考える。

 

私は子供がいないから本当の母親の気持ちは理解できないかもしれない。でもきっと多くの母親は自分の子供に幸せになってほしいと心から願って産むんだと思う。

私はある時期から私の人生に疑問をもった。自分の幸せの形が必ずしも他の人のそれと同じでないことに気付いた。そして多くの人が考える”幸せになる道のり”が私には合わないことに気付いた。そして心からそのレールから脱線して自分で作り上げたいと思った。

勇気がいることだし、先も見えない。でもやっぱり自分の人生を生きてみたい。

たぶん私の母親は私が選んだならばともう止めはしないだろう。そして幸せな顔をしている私を見たら、これでいいんだと思ってくれると思う。

 

脱線することを選んで、自分で道を作り始めるまでには相当の葛藤があった。泣いたし、苦しんだ。時間もかかった。

私は大人になってしまった。守りにはいる人生を生きてきてしまっている。子供のように後先考えない行動ができなかった。オーバーな表現だと思うけど、それが少し前までの私だ。

今、毎日が茂みを刈り(その方法から学ばなければなかった)、道をつくり、ちょっとずつ進んでいる最中だ。まだまだ進まなければいけないと思う。

でも正直、案外楽しい。

意外と思っていたより大けがはしていない。
そんなもんなのかもしれない。

Yuki